米ディズニー・チャンネルの人気青春コメディ「オースティン&アリー」で知られるロス・リンチが、自身が率いていた人気ポップ・ロック・バンド「R5」の今後について赤裸々に語った。
2009年に、ロスと兄のライカー&ロッキー、姉のライデル、ファミリーフレンドであるラトリフの5人で結成されたR5。その後、世界的な人気が出てワールドツアーも行った彼らだが、先週、「R5」のSNSアカウント名が突如「The Driver Era」に変更され、メンバーはロスとロッキーの2人だけという新体制になったと発表。「R5」は解散したのかとファンを混乱に陥れた。
米音楽誌Billboardの最新インタビューで、ロスは「実はみんなノリノリなんだ。みんな全力で応援してくれる。僕らの家族としての活力はハンパないもんなんだよね。いつだって愛とサポートに満ち溢れてるんだ」と前置きした上で、「R5」から「The Driver Era」にシフトしたのだと認めた。
そして、「こうなったのは、ロッキーと僕が一緒に住んでいるからというのが大きな理由かな。僕らは毎日一緒にスタジオで過ごすからね。一緒に曲作りをするし、本当に一生懸命働いているんだ」「The Driver Eraに集中するのは、とても自然なシフトだと感じるんだ」と明かした。
また、「僕たちは(R5として)10年ちょっと一緒に音楽活動をしてきた。最高にエレクトリックなステージを繰り広げられる強い絆を築き上げた」「それがR5の最大のアピールポイントだと思うんだ。だから、たくさんの人たちに愛されてきたと思っている。5年前に創り上げたこのエネルギーがあったからこそ、ここまで続けられてきたんだ」と熱弁。「それを全て失いたくはないんだ。The Driver Eraにも、みんなで同じエネルギーと活力を注ぐことができるかどうか、今、互いに意見を出し合っている最中なんだよ」と語った。
今後、2人から5人に増える可能性がゼロではないことを示唆したロスにホッとするファンも多かったが、ネット上では「でもR5はもういないんだ」と悲しむファンの声もたくさん上がっている。
【音源】The Driver Era – Preacher Man (Audio Only)