人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」のメンバーで、ソロアーティストとして活躍するハリー・スタイルズが、初の単独来日公演を開催。日本語をたくさん披露し、再来日を待ちわびていた日本のファンたちを大いによろこばせた。
ハリー・スタイルズは、現在世界ツアー「Harry Styles: Live On Tour」で世界をまわっていて、12月7日、東京・六本木EXシアターにて待望の来日公演を行った。ハリーが来日するのは約2年9ヶ月ぶりで、ソロとしては初めての来日だ。
ピンクの幕がおりると、上下スカイブルーのスーツを着たハリーが登場。ハリーを目の前にした観客からは、割れんばかりの大歓声があがった。ハリーは1曲目に、アルバム「ハリー・スタイルズ」からの楽曲「エヴァー・シンス・ニューヨーク」をギターの弾き語りで披露した。
久々の日本にテンションが高い様子のハリー。「ただいまー!」「ハリーです!」などファンへ日本語であいさつ。また曲の途中カウントするときも「イチ、ニー、サン、シー」と数えたり、お得意の「ガンバリマース!」や、ファンを指さし「チョーカワイイー!」と言ったりなど日本語をたくさん披露し、ファンたちを大いによろこばせた。
とても日本が恋しかったと話すハリー。「日本大好き!」「日本に住みたい!」と日本への愛を叫んだ。またハリーは、キーボード&コーラスを担当する内間クレアさんを紹介。内間さんは日本とイギリスのハーフで、今回ハリーのツアーのバックバンドに参加している。マイクを渡された内間さんは「ハリーはカメラの前でも、バックステージでも性格が変わらないんですよ。すごく優しくて正直でいい人で。私はすごくラッキーだと思っています」とハリーの魅力を語った。
アルバムからの曲を惜しみなく披露するハリー。さらにアリアナ・グランデのために書き下ろした楽曲「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユア・ハート」を披露した。ハリーの優しい歌声にファンたちもうっとり。
そしてコンサートの中盤には「1D」の楽曲「ストックホルム・シンドローム」と「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」を披露。これには観客もこの日一番の盛り上がりで、大合唱となった。
ラストは、ソロデビューシングル「サイン・オブ・ザ・タイムス」を披露。終始元気いっぱいで、そして日本への愛がたくさん伝わる、すばらしいショーとなった。