米CW局の人気シリーズ「リバーデイル」でベティ役を演じるリリ・ラインハートが、ひどいニキビが原因で身体醜形障害を発症したことを明かした。
リリ・ラインハートは昨年8月、米Usウィークリーのインタビューで「テレビや映画に登場する人たちみんなが完璧な肌でクソみたいな気分になる。非現実的なのにね。私もドラマの中では完璧な肌だけど、実際には違う。本当に違うの。巧妙なトリックを使ってるのよ。私は嚢腫性(のうしゅせい)ざ瘡を患っているから、しょっちゅう肌がひどい状態になる。皮膚科に駆け込んでいるのよ」と、肌の問題を抱えていることを告白。
そして先日、受けた米Vマガジンのインタビューで「この撮影オフシーズン中に、いまだかつてなかったほどひどい状態になってしまった。おでこに3つ、あごに1つ、ほほに2つ、嚢腫ができたわ。もう最悪で。こういう状態になると、身体醜形障害の症状が出てくるの。ニキビが原因の身体醜形障害があるのだけど、私の症状はそれにドンピシャなのよね。外に出るのも嫌だし、鏡を見るもの嫌。誇大妄想に陥ってしまうの」と激白した。
嚢腫はいわゆる炎症している赤ニキビが悪化した紫ニキビのことで、治りにくく跡にもなりやすい。そのため皮膚科で適切な治療を受けないとならない厄介なタイプのニキビだという。
リリは、「嚢腫が顔中にできているときも撮影をしなければならない。これって本当に悪夢のようなことなの。第6話を撮影中におでこがひどい状態だったのだけど、誇大妄想に苦しめられ気分は最悪だった。誰の目も見ることができないの。どうにかして乗り越えようとがんばっているのだけど」と苦しげに語った。
「私はスキンケアについてよく話すけど、それはもっと詳しく知りたいと思っているからなの。別の人生を歩むとしたら絶対に美顔エステティシャンになってると思う。それほどスキンケアに夢中になの」とも明かしたリリ。Usウィークリーのインタビューでは、ニキビについてオープンに語るベラ・ソーンを大絶賛し「彼女はいつも自分の肌のコンディションについてオープンにしている。どんな状態の自分も受け入れることができるという、彼女の強いメンタルに純粋に憧れてしまう。私がなかなか持てないものだから。私はどうしても人の目を意識してしまうの。誰に写真を撮られもいいように、家を出る前はコンシーラーで念入りに肌を塗りまくるのよ。注目されるのって本当に辛いわ」とも語っている。
肌がひどい状態のときに身体醜形障害が出てしまうと告白したリリだが、「自分の肌なのだから。自分ではどうにもできないのだから。レッドカーペットに野球帽を被って隠すなんてこと、できないのだし」と開き直りつつあることも明かしている。ネット上では、リリのこの赤裸々な告白に「勇気づけられた!」と賞賛する声が多く上がっている。
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