米ディズニー・チャンネルの人気青春ドラマ「オースティン & アリー」で主人公のオースティン役を演じたロス・リンチが、同作リメイク版への制作/出演に意欲を示した。
“抜群の歌唱力を持つ目立つことが大好きなオースティン”と、“天才ソングライターだがシャイで人前で歌うことが苦手なアリー”(演:ローラ・マラノ)がペアを組んで、ヒット曲を飛ばして大活躍する様子を描き、ディズニー・チャンネルで2011年から2016年まで放送されたドタバタ青春コメディ「オースティン & アリー」。
“強引でやり手マネージャー気取り”なアリーの親友トリッシュ(演:レイニ・ロドリゲス)、オースティンの親友で天然少年のデズ(演:ケイラム・ワージー)など個性的なキャラクターが多く、絶大なる人気を集めた。
10月30日に、新作映画「My Friend Dahmer(原題)」のプロモーションで米Entertainment Tonight Liveの取材を受けたロスは、「オースティン & アリー」のリメイク版が製作される可能性を聞かれると、「『オースティン & アリー』の仲間内でのジョークに、“10年後にHBO局で特番を放送したい!”っていうのがあるんだ。ずっと前から言ってるんだけど、“めちゃくちゃ露骨でドぎつい内容で作りたいよね”って」と明かし、「どうなるかなんて分からないけどね。お楽しみだね」と笑った。
冗談めかしたロスだが、「正直なところ、僕はやる気満々だよ。あの番組の仲間が大好きだしね。本当にいい人ばかりなんだよ」と真面目な顔で発言。「HBOの特番を制作するっていうのは、撮影当時みんなで言ってたジョークだけどさ。何だってありえる。可能なんだよ」と、どんな形であれリメイク版が製作されるのなら、ぜひ出演したいということを明かした。
「オースティン & アリー」放送終了後、ロス・リンチはバンド「R5(アール・ファイヴ)」の活動を活発に行っているほか、新作映画に出演。精力的に仕事をこなしている。