アメリカのティーンに人気の雑誌セブンティーンが、2017年に放送された新作ドラマの中でマストシー(必見)なドラマ、ベスト10を紹介している。
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「Raven’s Home」(ディズニー・チャンネル)
米ディズニー・チャンネルで2003年から2007年まで放送された「レイブン 見えちゃってチョー大変!」のリブート版。レイブン・シモーネ演じるレイブンは高校時代から交際しているデヴォンと結婚し子供2人を出産。円満離婚後、子供たちを引き取り大親友のチェルシーと共同生活を開始した。チェルシーも息子がいるシングルマザーになっており、2人はクレイジーな生活を送りながらも力を合わせ楽しみながら子供たちを育てていくという物語。
「The Handmaid’s Tale/待女の物語」(Hulu)
自由に妊娠することが許されず、選ばれた女性たちが上流階級の人たちのために子供を産む道具になる、という悲惨な近未来が舞台の物語。マーガレット・アトウッド著書の同名小説が原作のドラマで、「政治に興味を持たずにいるとこのような痛い目にあうことになる」と教えてくれるドラマだ。
「13の理由」(Netflix)
クレイという高校生の男子が、想いを寄せていた同級生のハンナ・ベイカーが自殺した後、彼女が残した13個のテープを聞き、自殺した理由を知るという物語。ジェイ・アッシャー著書の同名人気小説が原作で、「自殺を美化している」との批判も浴びた。
「リバーデイル」(CW/日本ではNetflixで配信)
アメコミ「Archie」の登場人物であるアーチー、ジャグヘッド、ヴェロニカ、ベティが、田舎町リバーデイルで繰り広げる物語。アーチーたちが高校2年生のときに起きた謎に満ちたジェイソン・ブロッサム殺人事件でドラマは幕をあける。コミックス同様、ヴェロニカ、アーチー、ベティの三角関係など見どころ満載だ。
「Famous In Love」(Freeform)
普通の大学生がトワイライト風の小説を基にした映画のオーディションを受け、有名人になっていく姿を描いた物語。ベラ・ソーン主演で、セクシーなラブシーンがあることでも話題になった。
「アンディ・マック」(ディズニー・チャンネル)
「リジー&LIzzie」を手がけたテリー・ミンスキーがクリエーターを務める、13歳の少女が主人公の物語。少女のクールな姉が実家に戻り「実はあなたの母親なの」と告白するという衝撃的な始まりで、話題をさらった。日本では、2018年1月8日(月・祝)21:00よりディズニー・チャンネルにて放送されることが決定した。
「親愛なる白人様」(Netflix)
白人学生が多いアメリカの名門大学で、黒人学生たちが人種差別なんて現在にはないという建前なんてウソだということをシニカルにコミカルに描いた作品。今年2月、予行編がYouTubeで公開された際、作品のタイトルから「白人アンチの作品」だと早とちりする人が殺到。NetflixをボイコットしようというハッシュタグがSNSで拡散されるなど、お祭り騒ぎとなったが、配信が開始されると「考えさせられる」「すばらしい」と絶賛された。
「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」(Netflix)
レモニー・スニケットの名作をドラマ化した作品。2004年に公開された映画ではオラフ伯爵をジム・キャリーが演じた。ドラマ版では、両親の遺産を相続する三兄弟から遺産を横取りするため、三兄弟を殺そうと企てるオラフ伯爵役をニール・パトリック・ハリスが演じている。
「The Good Doctor」(ABC)
韓国の同名ドラマのアメリカ・リブート版。自閉症でサヴァン症候群の外科医が大病院にインターンとして就職し、奮闘していくという物語。主人公は「チャーリーとチョコレート工場」でチャーリーを演じていたフレディ・ハイモアが演じる。日本ではWOWOWにて、2018年4月独占放送。
「Dynasty」(CW)
80年代にアメリカで大ヒットしたプライムタイムソープ(メロドラマ)を現代風にリメイク。大富豪一族、コルビー家とキャリントン家の富をめぐる争いを描く。エリザベス・ギリース、ナタリー・ケリー、グラント・ショーが熱演している。