米ディズニー・チャンネル出身の人気女優ヴァネッサ・ハジェンズ(写真左)が、複数の女性からセクハラされたと告発されている俳優のジェームズ・フランコ(写真左から3番目)を擁護するコメントをした。
ジェニファー・ロペスとの共演作「Second Act(原題)」、マイロ・ヴィンティミリア、エヴァ・ロンゴリアとの共演作「Dog Days(原題)」と、注目の新作映画の公開を控えているヴァネッサ・ハジェンズ。1月25日にデルタ主催のプレ・グラミー賞パーティーに出席した彼女に、米InStyleがレッドカーペット取材をした。
2013年に公開された「スプリング・ブレイカーズ」で、セレーナ・ゴメス、アシュレイ・ベンソン、そしてジェームズ・フランコと共演したヴァネッサ。InStyleから「ジェームズに対するセクハラ告発をどう感じているか?」と聞かれた彼女は、「私は彼の発言をサポートするわ」と即答。
ain’t nobody fuckin with my clique pic.twitter.com/Ej7YMNOJ2w
— SPRING BREAKERS (@springbreakers) September 26, 2014
「彼は、告発の内容は“事実とは違う”と述べた上で、これまで告発できなかった女性たちが声を上げられるということは歓迎すべきことで支持する、と言っていたわ。そう、女性たちは今立ち上がり、すばらしいムーブメントを起こしているわよね」「彼はそのムーブメントをサポートしているのよ。私は彼と一緒に仕事ができて、とても楽しかった。彼はいつだって敬意を持って接してくれたわ」とジェームズを擁護する姿勢を見せた。
ジェームズはTwitterでセクハラを告発された直後に出演した「The Late Show with Stephen Colbert」で、「これまでずっと、自分でしたことの責任は自分でとってきた。そうしてきた自分に誇りを持っている。幸せであり続けるためにそうしてきたんだよ」と述べた上で「Twitterで書かれていることは正確ではない。でも、これまで長い間、声をあげられなかった人たちが、声をあげることには支持している」「だから、自分に対する告発も完全に拒否するようなことはしたくない。良いことだと思うし、支持し続けていきたいからね」と発言した。
その後、出演した「Late Night with Seth Meyers」では「これまにも言っている通り、告発されるべきことは告発すべきだと思う。声を上げた人に耳を傾けるのも大事なことだ」「今回僕が告発された内容は、自分側から見て全く違う話になる。でも、声を上げるというムーブメントが起こっているときに水を差すような行為はやめたい」と発言。これからも、セクハラ撲滅を訴える運動「Time’s Up」をサポートし続けていくと断言した。