米ディズニー・チャンネルで2007年から2012年まで放送されていた人気コメディ「ウェイバリー通りのウィザードたち」のクリエイターが、オリジナルキャストで映画版を制作したいと発言。ファンを大興奮させている。
「ウェイバリー通りのウィザードたち」は、ウェイバリー通りに住む「魔法使い(ウィザード)見習いの3兄弟」が繰り広げるドタバタをコミカルに描いた作品。若い女子層に絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメスが主演で、安定した視聴率をマークしていた。
この「ウェイバリー通りのウィザードたち」のクリエイターを務めたトッド・J・グリーンウォルドが、同作の映画版制作に意欲を示しているのだという。
米インターナショナル・ビジネス・タイムのインタビューを受けたトッドは、「ウェイバリー通りのウィザードたち」の映画化についてあり得るとし、「もちろん本格的な劇場版でなくてはならないね」「成人向けの内容でね。昔のようなノリではなくて。もちろん同じキャラクターが登場するけれど、多額の予算を投じ、大人っぽい内容にしたら、クールじゃないかと思うんだよ」と具体的にコメント。
また「PG-13でなくちゃいけないね」とも述べ、もし制作するとすれば、13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要な内容にするつもりだとも明かした。
また、作品のプロットに関しては「アレックスとジャスティンが、宇宙の終わりを救えるか、救えないか、というようなどデカイ物語じゃないとね」とし、「時空間の連続体をいじるのもおもしろいけれど、危険な賭けになってしまうからね。成人した彼らの物語、という内容にしたいね」と語った。
とはいえ、トッドは「アレックスに子供はいるのか?ジャスティンはまだウィズ・テックにいるのか?マックスはウェイバリーサブステーションで働いているのか?テレサとジェリーが離婚しているなんていうのもありなのか?考えないといけないことがたくさんあるね」と言っており、実現するとしてもかなりの時間がかかりそうだ。
その一方でトッドは、全く新しいキャストで「ウェイバリー通りのウィザードたち」続編を制作することも考えているとのことで、近いうちに何らかの動きがありそうだと期待が寄せられている。