米ディズニー・チャンネルで2015年から放送されている「ティーン・スパイ K.C.」に主演しているゼンデイヤが、最新インタビューで同作に出演した理由を語った。
米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューでゼンデイヤは、2010年から2013年まで放送されていた「シェキラ!」でベラ・ソーンとW主演を務めた後、2年の月日を経て再び同チャンネルの作品に主演した理由を聞かれ、「当時、ディズニー・チャンネルは多様性に乏しかったから」と告白。
「あの頃、放送されていた番組の主人公は白人ばかり。肌の色が白くないキャラはいなかった。それを直さなければならないと思ったの」と語った。
また、「男の子が演じるような役を、女の子が演じるということもしてみたかった。それってとても大事なことだと思うのよね」と発言。「若い女子たちがテレビを見て“私たちは何にでもなれるんだわ”って思ってほしかったの。何でもできる、不可能なことはないんだって思ってもらいたくて。小さな男の子が、女の子が演じるキャラクターをかっこいいと感じ、“あの女の子みたくなりたい”と思ってくれる。そんな風になってくれたら最高だなとも思ったの」と熱く語った。
現在、ディズニー・チャンネルではアジア系が主役の「アンディ・マック」、アフリカ系アメリカ人が主役の「Raven’s Home」、ラテン系が主役の「ハーレーはド真ん中」が放送されている。ゼンデイヤは、多様性が改善されたことを受けて「ティーン・スパイ K.C.」を終了させる決心をしたようだ。
「ティーン・スパイ K.C.」最終シーズンは2018年に放送される予定。