今年1月に放送終了した米ディズニー・チャンネルの人気青春ドラマ「ガール・ミーツ・ワールド」でマヤ役を演じたサブリナ・カーペンターが、注目されているベストセラー小説「The Hate U Give」の映画化作品に出演することが明らかになった。
サブリナ・カーペンターが出演するのは、アメリカで最も権威があるニューヨーク・タイムズのベストセラーランキングのヤングアダルト部門で1位を獲得した新人作家アンジー・トーマスのデビュー小説「The Hate U Give」が原作の新作映画だ。
「The Hate U Give」は、貧困地区で生まれ育ち、郊外にある寄宿進学校(プレップスクール)に進学した16歳の優等生“スター”が主人公。丸腰の友人が警官に銃で撃たれたのを目撃してから、人生観が激変するという展開になる。
主人公スター役には「ハンガー・ゲーム」のアマンドラ・ステンバーグがキャスティングされており、サブリナはスターがプレップスクールに進学してからの友人ヘイリー役を演じるとのこと。
アマンドラ、サブリナ以外のキャスティングも決定。コメディシリーズ「Insecure」のイッサ・レイがスターと重要な関係を築くことになる活動家のエイプリル役を演じるほか、ヒップホップ歌手のコモン、「レット・イット・シャイン」のアルギー・スミス、映画「最終絶叫計画」のレジーナ・ホール、「フェンス」のラッセル・ホーンズビー、カナダ人俳優のラマー・ジョンソンの出演が決定している。
「ロンゲスト・ライド」「ザ・ダイバー」を手がけたジョージ・ティルマン・ジュニアが監督を、「Shall We Dance?」の脚本を手がけたオードリー・ウェルズが脚色する「The Hate U Give」。製作開始時期はまだ発表されていないが、撮影に向けて着々と準備が進んでいるようだ。
サブリナは「ガール・ミーツ・ワールド」終了後以来、音楽活動に重点を置き活動していた。