話題の新作ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」で、禁断の恋人同士を演じるゼンデイヤとザック・エフロンが同作のオーディション秘話を披露した。
米紙L.A.タイムズのインタビューで、ゼンデイヤは、「グレイテスト・ショーマン」のオーディションについて、「このオーディションは普通のものとは違った。もっとカジュアルでリラックスした感じだったの」と述べ、オーデイションを受けるにあたり「Rewrite The Stars」を自宅でレコーディングしたことを告白。
「“事前に曲を送ってもらって、私がレコーディングして持参するっていうのはどうです? クールだと思うんですけど。うちのガレージにスタジオがあるので、そこでレコーディングします”って提案したの。私が最適だって証明したかったからね。で、私の歌うパートをレコーディングした音源を持って行ったの」と明かした。
すでにキャスティングされていたザックはこの音源を聴き、「すごくファンキーに仕上がってたんだよ。重量感のあるベースとドラムで」と思ったと説明。マイケル・グレイシー監督も大満足しており、「彼女の実力はバッチリと証明されていて。ゼンデイヤがよそ見するたびに、“この子、ハンパないよな”って、マイケルが僕のことをチラチラと見るんだよ」と回想した。
素晴らしい歌声を披露したゼンデイヤだが、オーデイションを終えた後も、自分がキャスティングされるのかどうか、自信が持てなかったとのこと。監督にザックと会わないか? と誘われた時も、まだ自分がキャスティングされるのかどうか確信が持てなかったと言い、L.A.タイムズ紙は、インタビュー中にザックが「え? 知らなかったの?」と驚いていたと伝えた。
驚くザックにゼンデイヤは、「知らなかったわ」「レコーディングしたのもキャスティングされる自信がなかったからだし」と素直に告白。ザックは「なるほどね」「マイケルは僕には“撮影前に、ゼンデイヤと一緒の時間を過ごして、どんな感じの子なのか見る?”って感じだったんだけどね」と楽しそうに語った。
「グレイテスト・ショーマン」は、12月20日に全米公開。日本でも2018年2月16日に全国公開される予定。