米ディズニー・チャンネルの人気青春コメディ「シェキラ!」にゼンデヤとW主演したことで知られる女優で歌手のベラ・ソーンが、トランプ政権が導入した不法移民政策の影響で親子が引き離されることに抗議するデモに参加した。
このデモは6月24日にテキサス州トーニローで行われたもので、姉のダニ・ソーン、人気女優のレナ・ダナム、アンバー・ハード、シンガーソングライターのシーア、俳優のケンドリック・サンプソン、女優のアンナ・キャンプ、俳優のジョシュア・ジャクソンらと共に「不法移民政策の影響で親子が引き離されることはあってはならない」と抗議。
レナは、その時のセレブたちの集合写真をインスタグラムに投稿。「家族は一緒に」「これは人権侵害だ」「不法な人間などいない」と書かれたプラカードを持つセレブたちの姿を紹介した。
レナは、「私たちの心は引き離された家族と共にあることを伝えたくて、テキサス州トーニローに来た。一人ぼっちで不安な子供たち、我が子を奪われ嘆き悲しむ親、アメリカは言葉では表現できないほど大きなものを失っている。トーニロー、国境でありながら私たちを暖かく迎え入れてくれてありがとう。みんなで力を合わせたら無敵だってことを再確認させてくれて、感謝している」というキャプションを添えた。
米Just Jared Jr.は、トランプ政権の不寛容政策の影響で、2053人の子供たちが家族が引き離されていると報道。一方で、この報道で頻繁に使われている「泣きじゃくる女児」の写真が、「実際には母親と引き離されたという事実はなく、現在は母親と一緒に移民センターに収容されて元気にしている」ことが発覚。この女児の写真とトランプ大統領をコラした表紙を採用した米誌TIMEに、米ホワイトハウスが「誤解を招く」と批判するなど、報道の混乱が続いている。