人気女優のダヴ・キャメロンが、ネット上で誹謗中傷を繰り返す、いわゆる「荒らし」行為を行ったアンチに対し、再度「何が大事なのか考えて」と訴えた。
先日、ゴールデン・グローブ賞授賞式に初出席したダヴ・キャメロンは、ハリウッドの大先輩たちと共に「セクハラや性的暴行の撲滅を目指す」Time’s Up運動(※)ができて光栄だったとSNSに投稿。「あの場で感じたエネルギーは、他に匹敵するものがない、比較なんてできないもので、ものすごく感動したわ。心臓に電気ショックを受けたみたいな感覚を味わった。絶対に忘れることができない日になりました。身の引き締まる思いよ」と興奮冷めやらぬ気持ちをファンに伝えた。
※…セクハラと闘うための運動=Time’s Upを「支援している」という意思表示として、今年度のゴールデン・グローブ賞授賞式では、ほとんどの出席者が黒いタキシードやドレスを着用し出席した。
しかし、ネット上にはこのTime’s Up運動は「つまらない」もので「華やかな授賞式を台無しにした」と主張する者が出現。ダヴを名指しして「偽善者」だとディスる者も現れた。
この荒らしに対してダヴは当初、ツイッターを通じて意見してきたが、その後、インスタグラムに移動。「あなたの書き込みを読んで、人種差別者とか、女嫌いだとかのレッテルを貼っているわけじゃない。そんなこと言ってないでしょ」と前置きした上で、「あなたの発言は、“自分が描いている理想の授賞式典”や”自分にとって楽しいかどうか”が何よりも大事だという気持ちを反映しているものだと思う。女性や有色人種が苦しんでいるという現実を直視することよりもね」と分析。「でもそれは間違っている。無知もいいとこだわ」と断言した。
続けて、「あなたが悪い人だとは思っていない。ソーシャルメディアにおいてあなたを嵐の中に巻き込むつもりもない。でも私は自分の発言に関しては一歩も譲る気はない」「あなたや、あなたのような人たちが、何が最も重要な問題なのか認知しきちんと優先順位をつけられる人に成長することを祈るのみだわ(その問題があなたの人生や生活に直接的な影響を与えないとしてもね)。夜に観るテレビよりも大事なことがあるって優先できる人になれますように」と怒りを抑えつつ提言した。
このダヴの書き込みにファンは敏感に反応。「そうだ、そうだ」と大騒ぎとなり、ダヴは「昨夜のインスタグラムの件だけど、最後に言わせて。もう放っておこう。伝えるべきことは言ったし、それは彼も聞いたのだし。これ以上の騒ぎになると、諭すとかいうレベルではなくいじめになってしまう」とツイートし、大バッシングに発展してしまうのではないかと懸念。「彼が気がついてくれることを祈ろう、ね」と、ファンに呼びかけた。
final thoughts on last nights instagram situation. let’s give the guy some room to breathe, as i think he’s heard what needed to be said, & i don’t want this to turn into a situation that is more bullying than it is educating. let’s leave it on love & light & wish him clarity! pic.twitter.com/T0s0luUgh6
— Dove Cameron (@DoveCameron) January 9, 2018