米NBCの国民的オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」シーズン11で優勝したシンガーソングライターのグレース・ヴァンダーウォールが、教師から「あなたには才能がない」と冷たく言われた過去があることを明かした。
昨年、わずか12歳にして自分で作詞作曲したオリジナルソングで「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑み、見事優勝したグレース。ウクレレを弾きながら歌う姿はとても堂々としており、辛口審査員のサイモン・コーウェルが「未来のテイラー・スウィフト」だと絶賛したほどだった。
【動画】グレースは当時12歳
そんなグレースが、米J-14のインタビューで「ニューヨーク州音楽学校(Nyssma)で、私の歌声はしゃがれていて、よくないと評価されたことがあった」と告白。「“歌手にはなれないと思うから、別の道に進む計画を立てておいた方がいいわよ”って言った教師もいたわ」「先生はクラスのみんなの前で言ったの。みんな、大笑いしていたわ」と、辛い経験をしたことを打ち明けた。
傷ついたグレースだったが「無視することに決めた」とのこと。そして歌手になるために「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦し、わずか13歳でデビューアルバムをリリースするという夢を実現させたのだった。
グレースは、自分を悪く批判するネガティブな人たちは自分の人生から排除するようにしていると説明。「ポジティブな人たちに囲まれるようにしている」とも明かした。
11月に待望のデビューアルバム「Just the Beginning」をリリースする予定のグレース。「デビューアルバムでは、サウンドで色々と実験したような感じ」「自分の経験を物語にして表現するのが好きなの。自分の歌は、障害を乗り越え、ありのままの自分を愛するという内容がほとんどよ」と説明しており、等身大の彼女を感じることができる作品が期待できそうだ。