米ディズニー・チャンネルの人気青春コメディ「ガール・ミーツ・ワールド」で主役を演じたローワン・ブランチャード(16)が、世の中の様々な問題を解決するために、もっとティーンの意見を取り入れるべきだと主張した。
5歳の頃から子役として活躍する傍ら、14歳で国連組織UNウィメンの会議に出席し男女平等を訴えるスピーチを行うなど、フェミニストとして積極的に活動をしているローワン・ブランチャード。米誌「TIME」の「2015年度最も影響力のあるティーン」にも選出されており、アイドルとしてだけでなく、聡明な活動家としても注目されている。
そんなローワンが、米女性誌「Elle」のインタビューの中で「もっと若き活動家たちの声を取り入れるべき」だと主張。
「ティーンだって論理的な意見を出すことができる」「私たちにもテーブルにつき意見を交換し合う機会を与えてほしい。そうする価値があると思う。ティーンだからといって政治的なことや社会運動から除外するのは間違っている。私たちだって、バッチリ影響を受けているのだから」と力説した。
また、「私はこういう考えを持つようにと勧めてくれる大人の中で成長することができて、とても幸運だったと思っている」とも発言。「“子供なんだから黙ってなさい。政治の話に首を突っ込まない!”とか“そんなこと今のあなたには関係ないでしょ? 楽しく遊んでればいいのよ!”とか。そう言われるととても辛い。だって今、世界で起こっていること、環境や政治や国家間の情勢とか…。そういうことは、子供を含む全ての国民に影響を与えるものなのだから」と述べ、子供たちは大人たちが思っているよりずっと世の中の状況を理解し、どうすればよいのかと考えていると説明。
「“大丈夫だから、なんとかなるから”とか一方的に言われるのは嫌なのよ。何が起こっているのか正直に話をしたいし、私たちが何をできるのかを話し合いたいの」と熱く語った。
また、ローワンは「自分の意見をしっかりと持つには、自分自身を大切にしなければならない」という持論も展開。「身体的に、力がつくものをしっかりと食べること」「精神的に、きちんとした人たちに囲まれると心を強く保つことができる」と述べた。