米ディズニー・チャンネルの人気青春コメディドラマ「ガール・ミーツ・ワールド」で知られるサブリナ・カーペンターが、自分の演技を見るのも歌を聴くのも「イヤ」だと明かした。
朝の人気ラジオ番組「Elvis Guran」に出演したサブリナ・カーペンターは、アコースティックギターの演奏でデュア・リパの「New Rules」をカバー。その見事な歌声にDJたちは大感激。録音したものをもう一回聴いてみようと提案したのだが、サブリナは「自分の歌声を聴くのは好きじゃない」と渋い顔をした。
【動画】「New Rules」をカバーするサブリナ・カーペンター
番組で、DJはまず「こんな朝早いのに、すばらしい歌声が出るね」と褒め、サブリナはうれしそうに「ありがとう」と言い、「のど飴が大好きなの。目が覚めるしね」と、のど飴を舐めながらラジオ収録をスタート。
ツアーでもカバーしているデュア・リパの「New Rules」のどこがいいのかと聞かれ、「たくさんの人の心に響く曲だから。それとデュアの歌声のトーンとか。アーティストとしても彼女のことが大好きなのよね」と答えた。
【動画】デュア・リパ「New Rules」
そしてDJから「録音したさっきの歌声を聴いてみようよ。いい?」と聞かれると、「う~ん。ちょっとイヤかな」と即答。「テレビや映画に出ている自分を見るのがイヤってことと同じ感覚なんだけど。特に周りに人がいる時は絶対にイヤなのよね」と強い口調で語った。
「それって、見ちゃうと自分のことをコケおろしちゃうから? それとも自分の演技力をコケおろすの?」と聞かれると、サブリナは「全部よ」「日を追うごとに自分が嫌いになってくような……」と言い、気まずい空気が流れるのを察して「冗談よ」と大笑いした。
司会者に「確かに、自分もラジオ番組で話す自分の声を聞くと“気味悪いなぁ”って思うもんね」とフォローされると、サブリナは「そうね。でもね」と真面目な顔になり、「自分が自分の一番のファンでいなくちゃいけないと思ったりもするの。心を込めて歌ってるんだから、聴いて満足するべきだって」「でもその反面、控えめで謙虚でいるべきだとも思うのよね」と複雑な胸の内を明かした。
結局曲は流され、サブリナは聴いた直後に気まずい表情に。「あなた方が楽しめたようでよかった。でも私は本当に(自分の歌声を)聴きたくないのよ」と苦笑いしていた。
ラジオ番組では、ツアーにも連れていく愛犬のこと、今回のツアーのミート&グリートで妙な体験をしたこと、ブルーノ・マーズの表裏のないスーパースターな性格が大好きだということも告白。ファンにとっては興味深い内容となった。
【動画】ラジオ番組に出演したサブリナ・カーペンター